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エナンティオルニス類

 エナンティオルニス類は白亜紀に繁栄した原始的な鳥類のグループだ。エナンティオルニス類は50種類以上存在し、その多くは、歯のある顎や、指や爪のある前足などの特徴を残している。そのため、現代の鳥類と比べかなり原始的で、鳥類への進化の途中となる存在といえるだろう。しかし、後の大量絶滅によって、現代へ直接の子孫を残すことなく絶滅してしまった。つまり、現代の鳥類の直接の祖先というわけではないようだ。

 翼開長は120センチメートルほどでカモメくらいの大きさだ。食性は、種類によって、魚を食べていたものや、甲殻類を食べていたものなどさまざまだ。

データ

名前:(Enantiornithes)
名前の由来:太古の翼
生息時代:白亜紀
分類:鳥綱エナンティオルニス亜綱
全長:-
発見地域:南アメリカなど

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