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ティロサウルス

 ティロサウルスはモササウルス科でも最大級で、長い尾とヒレ上の四肢と強力な顎を持っている。尾は薄く縦に長いので、左右に振って泳ぐのに使っていたようだ。

 ティロサウルスの化石の多くは海岸近くの浅瀬で見つかるため、自分より小さな獲物を活発に襲って捕食していたとみられる。上顎先端には硬い骨質があり、恐らく体当たりをするためのものといわれている。

 ティロサウルスの化石の胃の中には、魚、サメ、同種のモササウルス類、ティロサウルスはプレシオサウルス類などが発見されており、食べられるものなら何でも捕食していたと考えられる。

データ

名前:ティロサウルス(Tylosaurus)
名前の由来:ノブトカゲ
生息時代:白亜紀後期
分類:有鱗目モササウルス科ティロサウルス亜科
全長:15メートル
発見地域:北アメリカ、ヨーロッパ、ニュージーランド

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