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オフタルモサウルス

 オフタルモサウルスはジュラ紀に世界中の海に生息していた魚竜の一種。なにより特徴的なのは、直径20センチメートルほどにも及ぶその目だ。魚竜は目の大きいものが比較的多いが、オフタルモサウルスはその中でも特に大きい。そのために「目のトカゲ」という学名がつけられた。

 顎はくちばしのようになっており、歯はほとんど生えていなかった。オフタルモサウルスは、目の周りにきょう膜輪と呼ばれる骨を持っており、その分析から暗闇でもかなり遠くまで見渡すことができたとされている。そのため、オフタルモサウルスは夜行性であった可能性が高い。

 オフタルモサウルスの化石は頭足類の化石と一緒に発見されることが多く、それらを捕食していたと思われる。

データ

名前:オフタルモサウルス(Ophthalmosaurus)
名前の由来:目のトカゲ
生息時代:ジュラ紀
分類:魚竜目オフタルモサウルス科
全長:3~4メートル
発見地域:ヨーロッパ

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