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トリケラトプス

 恐竜時代の末、白亜紀後期に登場した角竜。大きなフリルを持つ頭部は陸上動物の中でも最大級だ。 額には2本の巨大な角があり、鼻の上にも鼻角がある。この特徴的な3本の角からトリケラトプスという名前がつけられた。この角は肉食恐竜をけん制したり反撃するために使われたと考えられている。実際にトリケラトプスの化石のなかには、ティラノサウルスによってつけられた傷が治癒した痕跡が残っており、肉食恐竜の襲撃から生き残ることができた証拠となっている。

 トリケラトプスは鳥のようなくちばしを持っており、その奥にある歯は、上下に大量に密集して生えており、すり減るとすぐに次の歯が生えて、かたい植物を効率的に噛み切れるようになっている。

データ

名前:トリケラトプス(Triceratops)
名前の由来:3本角の顔
生息時代:白亜紀後期
分類:鳥盤目飾頭亜目ケラトプス科
全長:6~9メートル
体重:5~8トン
発見地域:北アメリカ大陸西部

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