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エドモントニア

 背中に身を守るための装甲をもつ恐竜は鎧竜と呼ばれるが、そのうち尾にハンマーを持っているかどうかでさらに分類される。ハンマーを持つものはアンキロサウルス類、持たないものがノドサウルス類で、エドモントニアはハンマーを持たない一般的な尾をしているため後者に分類される。

 エドモントニアは鎧竜の中でも比較的大型で重量も重く、低い位置に重心がある。エドモントニアの最大の特徴は、肩付近に大きなトゲを備えていることだ。この大きなトゲを用いて捕食者に反撃を与えていたか、エドモントニア同士での闘争に使われたと言われている。

 エドモントニアの化石は、かつて沿岸だった場所から発見されることが多く、海岸や河口付近を生活の拠点としていた可能性が高い。

データ

名前:エドモントニア(Edmontonia)
名前の由来:エドモントンで発見された
生息時代:白亜紀後期
分類:鳥盤目装盾亜目ノドサウルス科
全長:6~7メートル
体重:4~5トン
発見地域:アメリカ、カナダ

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