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ギガノトサウルス

 南アメリカで発見された巨大な恐竜で、体長13メートル、体重6~8トンとティラノサウルスに匹敵する。小さな前脚に大きな頭部と、ティラノサウルスとよく似ているが、直接的な系統のつながりはなく、生息していた時代もギガノトサウルスのほうが古い。

 ティラノサウルスと比べて頭部は細長く、歯は薄く鋭い。また、前脚の指も3本ある。この特徴から、ティラノサウルスは太く堅牢な歯で獲物を噛み砕いていたのに対し、ギガノトサウルスは鋭い歯で獲物を切り裂いて食べていたと考えられる。

 ギガノトサウルスと近縁種のカルカロドントサウルスやマプサウルスの化石は、同じ場所でいくつも発見されたいるため、集団で狩りをしていたと考えられる。近縁種のギガノトサウルスも同じように群れを作って狩りをしていたと思われる。

データ

名前:ギガノトサウルス(Giganotosaurus)
名前の由来:南の巨大なトカゲ
生息時代:白亜紀後期
分類:竜盤目獣脚亜目カルカロドントサウルス科
全長:13~14メートル
体重:6~8トン
発見地域:アルゼンチン南部

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