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セイスモサウルス

 セイスモサウルスは現在全身の骨格が復元されている恐竜の中では最大の恐竜だ。学名も地震が起きるほどのトカゲという意味でつけられるほどだ。体長は35メートルほどで、首と尾が長いが胴体が小さく、比較的細身な体格。脚も巨体を支えるうえで安定するように、短めだ。

 尻尾はムチのように細長く、地面を引きずっていたようだ。そのために、ブラキオサウルスと体重はそれほど差はないとされている。セイスモサウルスの首は、骨の構造上、水平方向にはある程度の範囲に動かせるが、上下には地面にやっと触れる程度しか動かなかった。

 セイスモサウルスのような大型竜脚類の足あとは、海の浅瀬などで見つかることが多いため、足首を水に浸すことによって体温の上昇を防いでいたようだ。

データ

名前:セイスモサウルス(Seismosaurus hallorum)
名前の由来:大地を揺るがすトカゲ
生息時代:ジュラ紀後期
分類:竜盤目竜脚形亜目ディプロドクス科
全長:35メートル
体重:35~50トン
発見地域:北アメリカ

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