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スピノサウルス

 スピノサウルスは魚を主食としていた巨大な恐竜だ。体調は17メートルにもおよび、その大きさはティラノサウルスをも上回る。現在発見されている獣脚類では最大と考えられている。

 スピノサウルスの顎はワニのように細長く、牙の形もティラノサウルスなどとは異なり細長く、表面も魚が張り付きにくい構造をしている。これらの特徴によって、水中の魚を捕りやすくしていたと考えられる。

 背中には背びれのような大きな帆があるのも特徴だ。この大きな帆は、体の熱を放出して体温を調節するためのラジエーター的な役割として使われていたか、雌に対してアピールのために使われていたと考えられている。スピノサウルスは見つかっている化石が少なく、まだまだ謎が多い恐竜だ。

データ

名前:スピノサウルス(Spinosaurus)
名前の由来:棘トカゲ
生息時代:白亜紀
分類:竜盤目獣脚亜目スピノサウルス科
全長:14~17メートル
体重:6トン
発見地域:アフリカ

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